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保育園によっておかしな独特なルールがあるって本当?これって普通?

保育士になる方のほとんどは専門学校や大学を卒業して採用試験を受けて新卒で働き始めています。

右も左もわからない中、保育園のルールを先輩の保育士に教わりながら毎日業務に追われて働いていることだと思います。

ただ、先輩の教えてもらったルールが他の保育園では通用しないということがあることはご存知でしょうか?実は各保育園によって独自ルールがあったりするんです。

転職して他の保育園で勤務し始めて初めて気づいたということがよくあります。私も園を変わった時に同僚から指摘されました。

今回は8名の保育士の方々から保育園にある独特なルールについてのアンケートにご協力いただきました。

おかしなルールが自分の職場にある場合は他の職場であれば当たり前のルールではないので安心して下さいね。

目次

保育園にあるおかしな独特なルールを紹介

実際にあったおかしな独自ルールを紹介させていただきます。あなたの保育園でもおかしなルールはありませんか?

休憩室のお菓子代を毎月徴収される

私は保育系の短大を卒業後、2年間院内保育室(夜勤あり)に勤務しました。その後5年間は全く別の業種で働き、やはりもう一度保育の仕事をしよう!と、認定保育園にて3年間勤務。

その間に結婚、妊娠、出産、離婚と経験豊富な保育士へと成長しました(笑)

そんな私が働いている職場にある独特なルールは休憩室のお菓子を交代で買いに行き、常に切らさないというルールです。福利厚生という名目でお菓子代も毎月徴収されています。

また、園によると思いますが毎朝の集会の担当は輪番制で行い、その週の担当がピアノを弾く事になっていました。

ただ、発表会やクリスマス会など行事の時は、ピアノの得意な先生にお願いしてもOKな風土が出来ていました。本当に有難かったです。

その代わり他の進行や雑務、子どもの誘導などは積極的に引き受けてバランスを取るようにしていました。

クラスカラーがあり覚えなければいけない

私は京都で働いており保育士歴は10年になります。2歳の女の子と0歳の男の子を育てる2児の母です。現在は私は育児休暇中ですが、今年の4月からは職場復帰をする予定です。

0才児から5才児まで全てのクラスを受け持ったことがありますので、乳幼児期の子どもの成長や保護者の悩みなどに答えることが出来ます。

私の勤務している保育園は各学年1クラスずつなのですが、クラス名が花の名前になっています。

そのクラスごとにクラスカラーが決まっているので、全学年が参加する行事などにはクラスカラーの袋やクラスカラーに応じたカバン掛けなどがあります。

例えば、スタンプラリーがあり、台紙に紐をつけるとなると、クラスカラーの紐を用意しなければいけないです。

行事の内容推進表などもクラスカラーのペンで書かないといけないことがあるので、クラスカラーを覚える必要があり、間違えないようにするのがルールでした

保育園ではジャージやスウェットは着用禁止

私は、保育士として、保育園(プレスクール含む)に勤務しています。0~2歳児の乳児クラスを主に担当しており、2歳児クラスの担当経験が一番多いです。

また、制作が好きなこともあり、園独自カリキュラムである「造形あそび」においてリーダーとして、企画・構成・準備・活動実施・アート制作等を行っています。

私の職場では仕事の際には制服(トップスのみ)を着用することになっておりました。保育士で制服というのは珍しいと思います。

制服はトップスだけですにでボトムスは自由となっておりましたが、「ジャージやスウェット類は絶対に着用してはいけない」・「基本的にはデニムを着用する」というルールがありました。

保護者・園児と対応するにあたり、保育士は常にきれいであるように、という園の方針があり、そのことからジャージやスウェットはだらしなく見える、汚れた時に汚く見える、等々の理由からでした。

社員の先生は全員の仕事が終わってから一緒に退勤

大学を卒業後、22歳の時に私立幼稚園に幼稚園教諭として就職しました。第一子を妊娠中に退職し、現在は別の幼稚園に勤めています。

幼稚園教諭免許の他に、保育士免許、小学校教諭免許、中学校家庭科教諭免許、高等学校家庭科教諭免許を取得しています。0歳と2歳の2人の子どもがいます。

以前働いていた幼稚園では、パートで働いていた先生たちは時間になったらすぐに退勤していましたが、正職の先生たちは全員の仕事が終わってから一緒に退勤することになっていました。

自分が今日の分の仕事が終わっていても、他の先生たちの仕事が終わるまでは自分の席に座って何か作業をしていなくてはいけません。

帰宅してからも壁面飾りなどの製作をしなければならないので早く帰りたいこともあったのですが、誰も文句を言わないので私も忙しいフリをして作業をしていました。

4年間勤務するとサービス休がもらえる

幼い頃から保育士に憧れ、中学時代には保育士になることを決意し、地元にある女子大で保育を四年間学びました。

卒業後は子ども園にて、4年程保育士を勤めております。2歳児クラスを2年間担当し、現在は1歳児のクラスを保育士3人で全15名を担当しています。

私が勤めている園には園内研究という係があるのですが、その係になった保育士は2年間その係をやらなければなりません。

他にもお客さんが園に訪問した際、職員室にいる保育士は必ず全員立って挨拶をする。4年間保育士を務めると、有休や週休に加えてサービス休という休日を得られることができるルールがあります。

書類は全て手書きで作成する

私立幼稚園で4年間働いていました。年中クラスの担任を2年間、年長クラスの担任を2年間務め、結婚を機に退職しました。

園児数は400人程度、3学年で15クラスあり、マンモス園と呼ばれる規模だったと思います。

私自身がこの園の出身でしたが、当時の担任の先生がまだ在職されており、一緒にお仕事をさせていただくことができました。

私が働いていた園の独特なルールは書類作成はすべて手書きだというものです。保護者向けのお便りから行事のハンドブック、会議資料まで全ての書類は手書きで作成するのが暗黙の了解でした。

理由は「パソコンの文字は冷たい感じがするから」。配布にあたっては上の役職の方の承認が必要なのですが、必ず直しが入るので、修正の度に書き直しが必要で大変でした。

また、服装はいつでも「きれいめ」でというルールもありました。通勤時のみならず休日であっても、いつなんどき保護者に見られるかわからないからという理由で、常に綺麗な服装でいることが求められました。

ジーパンやショート丈のパンツ、ミニスカートはもってのほか。見つかると会議などでしつこく言われるので、休日に街で上の先生の姿を見つけると、コソコソ隠れていました。

お弁当のメニューを指定して保護者に作ってもらう

沖縄の離島にある公立の保育園で2年間働いていました。過去形で書きましたが実は現在もその保育園で働いています。

というのも、沖縄では保育人員がかなり不足しており、好条件で内地から保育員を集めている保育園がたくさんあります。

2年~3年という条件で移住し、私のように島が気に入った人は一旦期間限定派遣という契約を打ち切り保育園と地元の方々と同じ条件で直接再雇用して貰うからです。

私が働いている保育園ではお弁当のクラスのご家庭には毎日のお弁当のメニューやお弁当箱のサイズは保育園が事前に保護者に指定していました。

その理由は、各家庭の料理にかなりの差があり、イジメに繋がる原因になりかねないからだそうです。

そうすることで各園児が食べている味自体は少し差があっても同じ料理を食べる事で皆仲良くできるという認識でした。

各家庭により色々事情があると思うので、料理内容を指定されていた側の保護者は応えるのに大変だったと思います。対応できない家庭に関しては料金を貰い保育園側で用意していました。

まとめ

このように各保育園によって様々な変わった独特なルールがあります。当たり前だと思っていることが転職した次の園では通用しないということもよくあります。

園によって仕事の仕方は異なることも多いですので、自分だけで判断せずに先輩方に意見を仰ぐようにしましょう。郷に入っては郷に従えということです。

また、自分の働いている職場のルールが厳しくて我慢できないという方は転職をして職場を変えるのもアリだと思います。

職場を変えればルールも変わりますので、悩んでいるようであれば転職も一つの方法ですよ。

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