「保育士になりたいけど、学歴ってどれくらい必要なんだろう…」と、進路選びで悩んでいませんか?実は、保育士になるためのルートは一つではなく、最短2年で資格を取得する方法もあるんです。でも、大学、短大、専門学校…選択肢が多すぎて、どれが自分に合っているのか迷ってしまいますよね。
この記事では、4つの進路それぞれのメリット・デメリット、気になる費用まで詳しく比較解説します。読み終わる頃には、あなたの夢を叶えるための最短ルートがきっと見つかりますよ。
保育士になるのに学歴は関係ある?資格を取る2つのルートの話

保育士という夢に向かって一歩踏み出そうとするとき、最初に気になるのが「学歴」のことじゃないでしょうか。私も最初は「やっぱり大学を出ていないとダメなのかな?」なんて不安に思っていました。
でも、安心してください。保育士になるための道は、一つだけではありません。
ここでは、資格取得のための2つの基本的なルートについて、わかりやすくお話ししますね。
まず知っておきたい、保育士資格の基本
まず大前提として、保育士は名称独占資格の国家資格です。つまり、資格を持っていないと「保育士」と名乗って働くことはできません。
そして、この資格を取得するためには、国が定めた条件をクリアする必要があります。その条件が、大きく分けて「学歴」と「実務経験」に関わってくるんです。
なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、仕組みは意外とシンプルなので、一緒に見ていきましょう。
国が認めた資格だということ
保育士資格は、児童福祉法にもとづく国家資格です。これは、子どもの命を預かり、健やかな成長を支える専門職として、国がその知識や技術を認めている証拠でもあります。
だからこそ、資格を取るためには、しっかりとした学びや経験が求められるわけですね。資格があれば、全国どこの保育施設でも働くことが可能になります。
これは、将来どこで暮らすことになっても仕事を続けられるという、大きな安心材料になりますよね。
資格取得の条件は法律で決まっている
保育士資格を取得する方法は、法律で定められた2つのルートしかありません。一つは、厚生労働大臣が指定する「指定保育士養成施設」を卒業すること。
もう一つは、年に2回実施される「保育士試験」に合格することです。どちらのルートを選ぶかによって、必要な学歴や期間、費用が大きく変わってきます。
自分の状況やライフプランに合わせて、最適なルートを選ぶことが、夢への第一歩になるんです。
確実なのは「養成施設」を卒業すること
保育士になるための、いわば王道ルートがこちらです。国が「ここで学べば保育士として必要な知識やスキルが身につきますよ」と認めた学校を卒業する方法ですね。
このルートの最大のメリットは、卒業と同時に無試験で保育士資格が取得できることです。試験勉強のプレッシャーなく、確実に資格を手に入れたい人には、ぴったりの方法だと言えます。
養成施設の種類
- 4年制大学
- 短期大学
- 専門学校
- 通信制大学・短大
これらの学校には、保育科や児童学科などが設置されています。カリキュラムには、保育の知識を学ぶ講義はもちろん、ピアノや手遊びといった実技、そして実際の保育園で行う「保育実習」などが含まれています。
学校で仲間と一緒に学びながら、着実にスキルアップできるのが魅力ですね。
もう一つは「保育士試験」に合格する方法
もう一つのルートは、独学やスクールなどで勉強して、国家試験である「保育士試験」に合格する方法です。こちらのルートは、最終学歴によって受験資格が異なるのが大きな特徴です。
すでに社会人として働いている方や、子育て中の主婦の方などが、自分のペースで学習を進めて資格取得を目指すケースが多いですね。費用を抑えやすいというメリットもあります。
最終学歴別の受験資格
- 大学・短大・専門卒
- 高卒(卒業年度による)
- 中卒
大学や短大、専門学校(2年制以上)を卒業していれば、保育と関係ない学部・学科でも受験資格があります。高卒の場合は、卒業年度や実務経験の有無によって条件が変わります。
中卒の場合は、一定期間の実務経験が必要になるなど、少しハードルが上がります。自分の最終学歴で受験資格があるかどうかは、必ず事前に確認しておくことが大切です。
結論として、学歴はどのくらい必要なのか
ここまで見てきたように、保育士になるために「絶対に大卒でなければならない」ということはありません。最終学歴が高卒の方でも、保育士を目指す道はちゃんと用意されています。
ただし、多くの場合、保育士資格を取得する過程で、短期大学や専門学校などを卒業することになります。結果的に「短大卒」や「専門学校卒」以上の学歴を持つことになる人が多い、というのが現実です。
学歴そのものが目的ではなく、資格取得の過程で自然と身につくもの、と捉えると分かりやすいかもしれませんね。
最短2年で保育士に。自分に合う4つの進路、どう探すか

保育士になるためのルートが見えてきたところで、次に悩むのが「じゃあ、具体的にどの学校を選べばいいの?」ということですよね。大学、短大、専門学校、通信制…それぞれに良いところがあって、迷ってしまう気持ち、すごくわかります。
ここでは、指定保育士養成施設である4つの進路について、それぞれのメリットや費用をじっくり比較していきます。あなたのライフスタイルや将来の目標にぴったりの道が、きっと見つかるはずです。
短期大学で学ぶメリット・デメリット
短期大学(短大)は、2年間で保育の専門知識と、幅広い一般教養をバランス良く学べるのが特徴です。保育士としてだけでなく、社会人としての基礎力もしっかり身につけたいと考えている人には、魅力的な選択肢かもしれませんね。
短大のメリット
- 保育と一般教養
- 4大より学費が安い
- 4大への編入も可能
- 幼稚園教諭免許も
最大のメリットは、保育の専門科目に加えて、心理学や文学、語学といった一般教養科目も履修できる点です。幅広い視野を育むことは、子どもたちの多様な興味に対応する上でも役立ちます。
また、卒業後に「もっと学びたい」と感じた場合、4年制大学の3年次に編入できる道が開かれているのも心強いですね。
どんな人に向いていると思ったか
短大は、保育の専門性はもちろん、幅広い教養も身につけておきたい、というバランス重視の人に向いていると感じます。また、2年間という期間で効率よく学びたいけれど、専門学校ほど実技ばかりというよりは、座学もしっかり学びたいという人にも合っています。
将来的に4年制大学への編入も視野に入れている人にとっては、ステップアップの足がかりとしても最適な進路と言えるでしょう。
どのくらい費用と時間がかかるのだろう
学習期間は基本的に2年間です。費用は、国公立か私立かで大きく異なります。
国公立の短期大学であれば、2年間の総額で120万円~150万円程度が目安です。一方、私立の短期大学の場合は、200万円~300万円程度かかるのが一般的です。
これに加えて、教科書代や実習費などが別途必要になる場合もありますので、学校の募集要項でしっかり確認することが大切です。
専門学校で学ぶメリット・デメリット
「とにかく早く現場で活躍できるスキルを身につけたい!」という実践派の人に人気なのが専門学校です。カリキュラムが保育に特化しているため、2年間(または3年間)で即戦力となるための技術を効率的に学ぶことができます。
専門学校のメリット
- 実践的な授業
- 就職サポートが充実
- 同じ夢を持つ仲間
- 最短2年で卒業
専門学校の魅力は、なんといっても実習や演習の多さです。ピアノや造形、リトミックといった実技系の授業が豊富で、現場ですぐに役立つスキルが身につきます。
また、保育業界とのつながりが強く、就職サポートが手厚い学校が多いのも特徴です。同じ目標を持つ仲間たちと切磋琢磨できる環境も、モチベーション維持につながりますよね。
どんな人に向いていると感じたか
専門学校は、「早く一人前の保育士になりたい」という明確な目標がある人や、座学よりも体を動かしながら学ぶのが好きな人に向いています。また、就職活動に不安がある人にとっても、学校の手厚いサポートは心強い味方になるはずです。
高校を卒業してすぐに保育士を目指す人にとっては、非常に現実的で魅力的な選択肢の一つではないでしょうか。
費用と期間の目安はどのくらいか
学習期間は、2年制の学科が主流ですが、より専門性を深める3年制の学科を設置している学校もあります。費用は、2年制の場合で総額200万円~280万円程度が目安となります。
短大と同様に、教科書代や実習費が別途必要になることが多いです。専門学校は学校ごとの特色が強いので、オープンキャンパスなどに参加して、授業の雰囲気や設備を自分の目で確かめてみることをおすすめします。
4年制大学で学ぶメリット・デメリット
4年間という時間をかけて、保育を学問として深く探求したい人や、将来のキャリアの選択肢を広げておきたい人には、4年制大学がおすすめです。保育だけでなく、教育学や心理学、社会福祉学など、関連する分野も幅広く学ぶことができます。
4年制大学のメリット
- 専門性を深められる
- キャリアの幅が広がる
- 幼稚園教諭免許も
- 大卒の学歴
4年制大学では、子どもの発達について深く研究したり、海外の保育事情を学んだりと、よりアカデミックな視点から保育を学ぶことができます。また、幼稚園教諭一種免許状や小学校教諭免許状、社会福祉士など、他の資格も同時に取得できる大学が多いのも大きな魅力です。
将来、保育園だけでなく、こども園や児童福祉施設、または一般企業への就職も視野に入れたい場合に有利になります。
どんな人が選ぶべきだと思ったか
4年制大学は、探究心が旺盛で、物事をじっくり深く考えるのが好きな人に向いています。また、保育士という仕事だけでなく、子どもに関わる様々な分野に興味がある人や、将来的に園長などの管理職を目指したい、あるいは研究職に進みたいと考えている人にも最適な進路です。
「大卒」という学歴にこだわりたい人にとっても、もちろん第一の選択肢となるでしょう。
4年制大学の費用と期間について
学習期間は、その名の通り4年間です。費用は、国公立大学であれば4年間で250万円程度、私立大学であれば400万円~600万円程度が目安となり、他の進路と比べると最も高額になります。
時間も費用もかかりますが、その分、得られる知識の深さや将来の可能性の広がりは大きいと言えます。じっくりと自分と向き合い、将来設計を立てた上で選択したい道ですね。
通信制で学ぶメリット・デメリット
「働きながら資格を取りたい」「子育てと両立しながら学びたい」そんな社会人や主婦の方にとって、大きな味方となるのが通信制の大学や短大です。自分のペースで学習を進められる柔軟性が、最大の魅力と言えるでしょう。
通信制のメリット
- 自分のペースで学べる
- 学費が安い
- 全国どこからでも
- 働きながら資格取得
通信制の最大のメリットは、時間や場所にとらわれずに学習できることです。基本は自宅でのテキスト学習やオンライン授業が中心なので、仕事や家事の合間を縫って勉強を進められます。
また、通学制の学校に比べて学費が格段に安いのも嬉しいポイントです。保育士資格取得に必要なスクーリング(対面授業)や保育実習はありますが、それ以外は自分の裁量で進められます。
どんな状況の人に合っているのか
通信制は、すでに仕事を持っている社会人の方や、子育て中の主婦の方など、日中に学校へ通うのが難しい人に最適な学習方法です。また、保育補助などの仕事をしながら、キャリアアップを目指して資格取得を目指す人にもぴったりです。
ただし、強い自己管理能力と、学習を継続する固い意志が求められるのも事実。自分で計画を立ててコツコツ努力するのが得意な人に向いています。
働きながら学ぶ場合の費用と期間
学習期間は、短大課程であれば2年~、大学課程であれば4年~が基本ですが、自分のペースで学習するため、卒業までにはそれ以上の年月がかかることもあります。費用は非常に安く、短大課程(2年間)であれば総額で40万円~80万円程度、大学課程(4年間)でも80万円~150万円程度が目安です。
費用を抑えたい人にとっては、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
正直気になる、学歴で就職や給料は変わるのか

ここまで保育士になるための進路について見てきましたが、やっぱり一番気になるところって、「学歴によって、お給料や就職のしやすさって変わるの?」ということじゃないでしょうか。夢を追うのも大事だけど、現実的な生活のことも考えますよね。
ここでは、そんなデリケートな部分について、少し踏み込んでお話ししていきたいと思います。
学歴で初任給や平均給与に差は出るのか
結論から言うと、初任給に関しては、学歴によって差が出ることが多いです。一般的に、「4年制大学卒」>「短大・専門学校卒」の順で給与が設定されている園がほとんどです。
これは保育業界に限らず、多くの企業で同じような傾向が見られますよね。
初任給の差の目安
- 大卒と短大・専門卒
- 月給で5,000円〜1万円程度
- 公立は規定で明確
- 私立は園による
具体的には、月給で5,000円から1万円程度の差があるケースが多いようです。特に公立保育園の場合は、地方公務員の給与規定に基づいて学歴で明確に号俸が分かれているため、差がはっきりと出ます。
ただ、この差がずっと続くかというと、そうとも限りません。保育士の給与は、学歴よりも勤続年数や役職による影響の方が大きいからです。
経験を積んでいく中で、学歴による差は次第に小さくなっていくと考えて良いでしょう。
長く働くとどうなるのか
働き始めて数年も経てば、現場での評価は学歴ではなく、その人の保育スキルや子どもたちへの関わり方、保護者対応能力などで決まってきます。経験年数に応じて昇給していくのが一般的なので、スタート時点での数千円の差は、長い目で見ればそれほど大きな問題ではないかもしれません。
むしろ、日々の保育に真摯に向き合い、スキルアップしていくことの方が、給与アップにつながる確実な道と言えます。
給与以外の待遇面のちがい
給与そのものだけでなく、福利厚生や手当といった待遇面も気になるところですよね。これに関しては、学歴による差はほとんどないと言って良いでしょう。
住宅手当や処遇改善手当などの各種手当は、基本的に全職員に平等に適用されます。それよりも、運営母体(公立か私立か、社会福祉法人か株式会社かなど)による違いの方がはるかに大きいです。
就職活動の際には、給与の額面だけでなく、福利厚生もしっかりチェックすることが大切です。
採用で有利になる学歴ってあるんだろうか
就職活動において、「大卒の方が有利なんじゃないか」と心配になる人もいるかもしれません。これについては、就職を目指す園の種類によって傾向が少し異なります。
一概に「この学歴が絶対有利!」とは言えないのが実情です。
園の種類による傾向
- 公立保育園
- 私立保育園
- 認定こども園
- 大規模な法人
公立保育園の採用は、地方公務員試験によって行われます。この試験は、学歴に関わらず、保育士資格(取得見込みを含む)があれば誰でも受験できます。
そのため、採用において学歴で有利不利が決まることはありません。完全に実力勝負の世界です。
一方、私立保育園の場合は、園の方針によって様々です。
公立と私立での採用基準のちがい
先ほどお話しした通り、公立保育園は採用試験の結果がすべてです。筆記試験や面接、実技試験などを通して、保育士としての資質が総合的に判断されます。
一方、私立保育園は、その園の保育理念に共感できるか、園の雰囲気に合う人柄か、といった点が重視される傾向にあります。学歴よりも、学生時代の実習経験やボランティア活動、その人の個性や熱意が評価されることが多いです。
専門学校卒の学生が持つ即戦力としてのスキルが、高く評価されることも少なくありません。
大卒が有利になるケースもある
とはいえ、大卒が有利に働くケースも存在します。例えば、全国に多くの施設を展開する大規模な社会福祉法人や株式会社が運営する園では、将来の幹部候補として、幅広い教養と専門性を兼ね備えた大卒者を積極的に採用する傾向があります。
また、幼稚園教諭免許もあわせて持っていることが応募条件となっている認定こども園などでは、両方の免許を取得しやすい大学や短大の卒業生が有利になることがあります。
将来のキャリアアップと学歴の関係について
保育士として働き始めた後のキャリアアップ。主任や園長といった役職を目指す上で、学歴はどの程度影響するのでしょうか。
これもまた、気になるところですよね。現場での経験が何よりも重視される世界ではありますが、長い目で見たときに学歴が関わってくる場面もゼロではありません。
まず、主任保育士になるためには、一定年数の実務経験が必要です。これは国が定めるキャリアアップ研修の受講要件などにも関わってきますが、学歴が直接問われることは基本的にありません。
現場でのリーダーシップや後輩育成の実績、保護者からの信頼といった、日々の仕事ぶりが評価されて任される役職です。
園長(施設長)を目指す場合も、同様に豊富な実務経験が最も重要視されます。ただし、施設の運営や経営といったマネジメント能力も求められるため、大学で経営学や社会福祉運営論などを学んだ経験が、間接的に評価される可能性はあります。
特に、複数の園を運営する法人のエリアマネージャーや本部職員といった、より上位の役職を目指す場合には、大卒という学歴が有利に働くこともあるかもしれません。
保育士の学歴、みんなが気になるQ&A
ここまで保育士と学歴について色々と見てきましたが、まだ解決しきれない疑問や不安もあるかもしれませんね。最後に、これから保育士を目指す方からよく寄せられる質問をいくつかピックアップして、Q&A形式でサクッとお答えしていきます。
あなたの悩みを解消するヒントが、ここにあるかもしれません。
Q. 高卒から最短で保育士になる方法は?
最終学歴が高卒の場合、保育士になるための最短ルートは、短期大学(2年制)または専門学校(2年制)の保育科など、指定保育士養成施設に入学・卒業することです。この方法であれば、卒業と同時に保育士資格を取得できるため、2年間で保育士になることができます。
もう一つの方法として保育士試験に合格するルートもありますが、高卒の場合は受験資格を得るために、児童福祉施設で2年以上かつ2,880時間以上の実務経験が必要になります(※1991年3月31日以前の卒業者は実務経験不要)。そのため、働きながら受験資格を得て、さらに試験勉強をする必要があり、養成施設に通うよりも時間がかかるケースがほとんどです。
確実性とスピードを重視するなら、養成施設への進学がおすすめです。
Q. 社会人や主婦から目指すなら、どの進路がいい?
社会人や主婦の方が、今の生活と両立しながら保育士を目指す場合、最もおすすめなのは「通信制の大学・短大」です。自分のペースで学習を進められるため、仕事や家事、育児との両立がしやすいのが最大のメリットです。
学費も通学制に比べて大幅に抑えることができます。
社会人におすすめの進路
- 通信制大学・短大
- 夜間部のある専門学校
- 保育士試験の独学
もし通学して仲間と一緒に学びたいという気持ちが強いなら、夜間部や土日開講のコースがある専門学校を探してみるのも良いでしょう。また、最終学歴が大学卒など、すでに保育士試験の受験資格をお持ちの場合は、独学や資格スクールを利用して試験合格を目指すのも一つの手です。
ご自身のライフスタイルや学習スタイルに合わせて、無理なく続けられる方法を選びましょう。
Q. 学費を安く抑える方法ってありますか?
あります。保育士を目指す方を経済的に支援するための制度が、国や自治体によっていくつか用意されています。
これらをうまく活用することで、学費の負担を大きく軽減することが可能です。
まず検討したいのが「保育士修学資金貸付制度」です。これは、養成施設に在学中、学費や生活費を無利子で借りられる制度で、卒業後に指定の地域で5年間保育士として働けば、返還が全額免除になります。
実質的に学費の支援を受けられる、非常に魅力的な制度です。
また、高等教育の修学支援新制度(給付型奨学金+授業料等減免)の対象校であれば、世帯収入などの条件に応じて支援を受けることもできます。このほか、大学や専門学校が独自に設けている特待生制度や奨学金制度もあります。
学費を理由に夢を諦める前に、利用できる制度がないか、進学希望の学校やお住まいの自治体に問い合わせてみてください。
Q. 幼稚園の先生の免許も一緒に取れる?
はい、一緒に取得することは可能です。保育士資格と幼稚園教諭免許状の両方を取得できるカリキュラムを設けている大学、短期大学、専門学校はたくさんあります。
特に近年は、保育園と幼稚園の両方の機能をあわせ持つ「認定こども園」が増えているため、両方の資格を持っていると就職先の選択肢が広がり、採用でも有利になる傾向があります。
4年制大学であれば「保育士資格」と「幼稚園教諭一種免許状」、短期大学や専門学校であれば「保育士資格」と「幼稚園教諭二種免許状」を同時に取得できるのが一般的です。両方の資格取得を目指す場合、履修科目や実習が増えるため、少し大変にはなりますが、将来のキャリアを考えると大きなメリットになります。
子どもに関わる仕事の幅を広げたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。

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