手相で一番有名な線と言えば「生命線」です。生命線は誰にでもある線で、その人の生命力の強さや体力を表しています。
生命線が濃くて長ければ長生きできるなんてよく言われます。基本的に生命線というのは一本なんですが、二本ある方もいらっしゃいます。
通常一本の生命線が二本あるなんて良さそうな気はしませんか?
ということで、今回は生命線が二本ある二重生命線の意味について紹介させていただきます。
二重生命線ってどんな線?
二重生命線というのはその名の通り、生命線が手のひらで二重に描かれているものことを指します。
生命線の内側(親指側)に生命線と平行した線ですので、見つけやすくわかりやすい線です。
この線があると基本的に生命力が通常の2倍あるとされ、健康面や体力に優れていると見ます。
意思や忍耐力も強いので、我慢強く一つのことをコツコツ長く続けることができます。風邪などの病気にもかかりにくいです。
風邪をひいたりケガをしたりもしますが、回復力が人一倍強いと言われています。
忍耐力があって体力があると聞くと、身体が大きくてスポーツしている人なんてイメージを持つかもしれませんがそんなことはありません。
外見は丈夫そうに見えなくても内面がタフなんてこともあります。この線を持つ人の代表的な特徴を紹介させていただきます
ちなみに、二重生命線を持つ方というのは珍しく、生命線に平行したキレイな二重生命線を持った方というのは100人に1人くらいしかいません。
二重生命線の特徴
次に二重生命線を持つ方の主な特徴について紹介させていただきます。
生命力がとても強い
上でも書いた通り、二重生命線を持つ方というのは生命力がとても強く、病気やケガをめったにしません。
病気やケガに見舞われた場合も回復力が人一倍強く、すぐに今まで通りの生活に戻ることができます。
また、この線を持った方は健康管理に気を使っているという場合も多く、小さな異変にも気が付いて早期治療をして大事に至らなケースも多いです。
忍耐力があり我慢強い
かなりの忍耐力があり、過酷な状況でも耐え抜いていくことができるとされます。物事を最後までやり抜く力があります。
自分が一度決めたことは貫き通す意思を持っており、周囲に何を言われても自分が決めたことはやり抜きます。
自分の決めたことはやり抜く意志の強さは良いのですが、周りの意見に耳を傾ける柔軟性に欠ける面もあります。
献身的で人に尽くす
人のために何かをするということに喜びを感じやすい傾向があり、普通の人がためらうようなことでもやることができます。
周囲の人からは「そこまでしなくてもいいんじゃない?」なんて言われることもあるでしょう。
そんなあなたの優しさにつけ込み、利用しようとしたり騙そうとする人がいるかもしれないので注意しましょう。
動いていないと落ち着かない
二重生命線を持つ方というのは動いていないと落ち着かない傾向があります。何もしないのが逆に苦痛だったりします。
休日はなにかしら予定を入れておかないと時間が無駄になってしまうと考えてしまいがちです。休みたいと思っていても、休みがあると休めないことが多いようです。
縁の下の力持ちタイプ
自分が主体となって行動するよりも、サポート的な役割の方が向いています。女性の場合はパートナーを支えていくことに向いていそうです。
二重生命線のパターンと特徴を紹介
一言で二重生命線と言っても、人によって違いはあり、それによって意味合いも変わってきます。
ですので、具体的なパターンについて紹介させていただきます。
二重生命線が短い場合
この相の持ち主は、二重生命線が出ている時期に病気やケガをしにくくなります。バイタリティーにあふれ、幸運のチャンスも巡ってきやすくなります。
この線が高年齢の位置にあるようであれば長寿が期待できますし、若い時期にあるようであれば多少の無理をしても全く問題ないでしょう。
二重生命線が長い場合
この相の持ち主は、生涯にわたって生命力に溢れ、強い意志と忍耐力を持つことになります。
前向きに行動することができ、仕事でもプライベートでも成功する可能性が高くなります。
多忙でも苦にならず、多少無理をして疲れたとしても、一晩しっかり寝たら次の日には元通りです。
病気やケガをすることもほとんどなく、仮になったとしても回復力が高いのですぐに元通りになるでしょう。
二重生命線が交差している場合
この相の持ち主は、ある時期までは生命力が高まっており病気やケガをしないのですが、特定の時期を過ぎると急速に生命力が弱まり無理ができなくなります。
この時期と言うのは交差する位置でわかります。生命力が強くなる時期に辛い経験や仕事をしておくといいでしょう。
二重生命線が枝分かれしている場合
この相の持ち主は枝分かれしている時期から生命力が弱まり、病気やケガが多くなる傾向があります。
考え方も消極的になりがちで、無理をせず適度に休息をとる必要があります。今まで大丈夫だったからといって無理はしないようにしましょう。
二重生命線と間違えやすい相
二重生命線というのは生命線の内側や外側に出る線のことです。ただ、似たような線もあるので注意する必要があります。
パートナー線
生命線の内側に寄り添うように出ている線があるようであればパートナー線の可能性があります。
パートナー線と二重生命線の違いは表れる場所です。生命線から1~3㎜以内の近い場所にあるようであればパートナー線で、それ以上離れていれば二重生命線と判断します。
長さは2㎝を超えるものが多いです。パートナー線が出ているということは、恋愛や結婚相手に巡り合えるチャンスがやってきているということです。
いつ出会いのチャンスがあるかわかりませんので、この時期は清潔感を持った服装を心掛けておくといいですよ。
浮気線(不倫線)
この線も生命線から1~3㎜以内の位置に出てくる線で、長さはパートナー線よりも短く、1~2㎝くらいの線です。
この線が出てくると恋愛意欲や性的欲求も高まりがちです。一人の異性では満足できなくなってしまうなんてことになってしまうかもしれません。
最後に
今回は二重生命線について紹介させていただきました。この線がある人はバイタリティーに溢れています。
多少の無理をしても苦にならないでしょう。一度決めたことを最後まで貫く意志の強さがあり、仕事でも成功する可能性があります。
ただ、人の意見に耳を傾けない傾向があるので、時には人の意見も取り入れるといいかもしれません。
二重生命線はパートナー線や浮気線にも似ているので、見る時には気をつけて下さいね。
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